【2021年保湿化粧品徹底解説】保湿の理論と保湿成分から特徴と使い方のまとめ

保湿化粧品 保湿
モモ
モモ

2021年は保湿化粧品が豊作だった年だね。

研究員
研究員

私も今年の4月にブログを始めた時に、最初に書こうと思っていたのが「セラミド」の有用性でした。

だけど、SNSにはセラミド化粧品を推奨する記事がたくさん!

セラミド化粧品が出た頃は、まったく人気がない成分で、市場は「ヒアルロン酸」ばかりでした。

スーパーヒアルロン酸やリピジュアも、その頃に人気のあった保湿成分です。

ヒアルロン酸は肌の中まで入っていかないものが多いので、冷暖房によるインナードライの改善がしにくい成分なんです。

化粧品業界としても「セラミド・・・・いいのに・・・・」と思っているのですが、なんといっても人気がない成分。

保湿成分の実力派がようやく認められ、さらに加速をした年だったのかもしれませんね。

セラミドもナノ化されたり、エクトインやシロキクラゲエキスなど新しい成分も続々と、プチプラコスメに配合されるようになりました。

化粧品会社で働く研究員ハチマルが、2021年保湿の乱を総まとめして解説!

【2021年保湿の乱】総まとめ

今年の秋冬は、コーセーのコスメデコルテのリポソームがリニューアルされたり、花王から微小化したセラミドを配合したミストが発売されたりと、技術力の高い保湿化粧品が増えました。

またプチプラの保湿化粧品では、マツキヨが販売力を活かしてコスパの良い化粧品をオリジナルブランドとして開発。

大正製薬など、新しい企業も参入してきました。

今後は、キュレルの美白や大正製薬のアドライズのように、保湿&美白で「ブライトニング」に注目した化粧品も増えてきそうですね。

花王

🔶保湿の王者「花王」🔶

セラミド研究の第一人者は、元花王研究員の芋川先生。

研究の内容はすばらしいものでしたが、当時はセラミドの認知度がなかなか広まらなかった。

今なら、ヒアルロン酸よりセラミドという人も多いのでは?

キュレル

保湿成分:ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド (疑似セラミド)

保湿の定番「キュレル」

敏感肌でも使えます。

美白ラインもあるから、保湿&美白をしたい人は両得コスメです。

疑似セラミドよりヒト型セラミドという人もいますが、 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドの保湿力はセラミドNGと同等の保湿力です。

2021年爆発的に人気のあったのが「キュレル ディープモイスチャー スプレー」

ナノ化したセラミドを配合した、スプレータイプの保湿化粧品です。

大定番「キュレル」の保湿クリーム

セラミドの他にアラントインが配合されているので、荒れた肌を修復してくれます。

キュレルの詳細はこちら

【敏感肌でも使える】キュレルの美白化粧品【保湿も美白もしたいならこれ】
敏感肌用美白化粧品「キュレル」の解説と、使いこなし㊙テクを紹介。「キュレル」はラインナップで使って欲しい美白化粧品です。なぜなら、ビタミンC誘導体とカモミラETのW使いが出来るから。メラニン生成を抑制する作用が違う美白成分を使うと美白効果アップ。そして、日焼け止めも刺激を排除した「キュレル」を使ってみて。

ip (アイピー)

保湿成分:炭酸泡

今年人気だったのが、ipセラム。

保湿もできる導入美容液ですが、保湿成分は配合されていません。

高濃度の炭酸泡が、スキンケア成分を浸透しやすくするためのルートを作ってくれます。

炭酸泡美容ipセラム

est(エスト)

保湿成分:エクトイン(微生物由来環状ペプチド)

エストの保湿成分は「エクトイン」という環状ペプチドです。

エストは花王のデパコスで高級ラインなのですが、「エストザローション」は花王のセラミド研究の成果である「 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」が配合されていないことから、エクトインの保湿力の高さが伺えます。

美白ラインもあるので、美白もしたい人は「エスト GPサイクル」がオススメ!

このエスト、品質は最高なんですが、価格が高いのがデメリットです。

est(エスト)の詳細はこちら

【保湿力セラミド超え!】エスト ザ ローション【究極の貯水化粧水】
「エスト ザ ローション」は高保湿化粧水。その保水成分は「エクトイン」という微生物由来の環状ペプチド。エクトインは保湿だけではなく、コラーゲン繊維の強化をするエイジング作用もあること最近の研究でわかりました。秋から冬へ、寒くなるとともに乾燥するこの季節。肌も湿度の変化についていけなくなったときの力強い味方です。

est(エスト)G.P.サイクルセラムケアの詳細はこちら

【最高の保湿&美白】est G.P. サイクルセラムケア【トライアルセット】
「エストG.P. サイクルセラムケア」は3ステップで美白も保湿できる理想的なスキンケアアイテム。作用機序の違う美白成分をそれぞれに配合し、メラニンの生成工程を順番に抑えてくれるから、効率的に美白ができます。さらに、保湿成分にエクトインという「ペプチド」を配合。美白も保湿もできる、理想的なステップスキンケアです。

資生堂

資生堂はアクアレーベルの姉妹品として「アクア」という保湿化粧品のラインを立ち上げました。

これまでの保湿成分とは違い、キシリトールやツバキ種子エキスで保湿効果を出しています。

基底膜のケアもしてくれるオクラ果実エキスを配合しているところも特徴的。

資生堂と言えば「純粋レチノール」ですが、このレチノール皮脂を抑えてしまう作用もあります。

また、エイジングケアの土台を支えているのは「基底膜」になるので、レチノールを使っていて乾燥するなと感じる人は、この「アクアローション」がオススメ!

キュレルのと並ぶ、敏感肌用保湿化粧品の「イハダ」

マスク生活の始まりと共に、マスク肌荒れ対策として人気になりました。

保湿成分:ヘパリン類似物質・高精製ワセリン

優等生のような保湿化粧品です。

アクアローション

アクアローションの詳細はこちら

【保湿のアクアレーベル】アクアローション徹底解説【水とオイルの力】
アクアレーベルの保湿化粧水「アクアローション」が新発売。トレハロースとグリセリンで保湿するさっぱりタイプとオイルカプセルと水のマイクロカプセルで保湿するしっとりの2種類。ツバキ種子発酵エキスと植物由来の保湿成分も配合です。アクアレーベル美白と組み合わせた、美白&保湿の【使いこなし㊙テク】も紹介しています。

イハダ

イハダの詳細はこちら

【マスクによる肌荒れに】イハダ使いこなし㊙テク【乾燥&敏感肌】
マスクによる肌荒れに悩んでいる人は、「イハダ」を使ってみて欲しいのです。「イハダ」は敏感肌用のブランドですが、トラネキサム酸など美白成分を配合したものも登場。保湿&美白&抗炎症への対策ができます。また、「イハダ」に配合されている高精製ワセリンが肌に膜を作り肌のバリア機能を高めてくれますよ。

KOSE(コーセー)

コーセーは、保湿の王道理論「肌の中」と「肌の外」の保湿に着目した、『ウォーターメイト』を開発。

セラミドとヒアルロン酸の複合体が、インナードライを防ぎ、補充した水分を逃がさない!

肌の中の保湿:セラミド

肌の外の保湿:ヒアルロン酸

コーセーといえば、コスメデコルテの「リポソーム」

発売から29年ぶりにリニューアルしました。

29年たっても、他の追随を許さない「コーセーのリポソーム技術は永遠に不滅です」

ウォーターメイト

ウォーターメイトの詳細はこちら

【究極の保湿】セラミド&ヒアルロン酸のW保湿【ザ・ウォーターメイト】
【ONE BY KOSE ザ ウォーター メイト 化粧水】は究極の保湿化粧水。セラミドとヒアルロン酸の複合体のモイストパフォーマーが保湿成分です。このWの保湿が究極の保湿理論。さらに、モイストスプレッダー(グリセリルグルコシド、アマチャヅルエキス、グリセリン)が角層内に潤いを届けてくれる、さらっとした使用感で使いやすい

コスメデコルテリポソームアドバンストリペアセラム

マルホ

マルホといえば「カルテHD」と、ヘパリン類似物質の代名詞になりました。

皮膚や治療に関するセミナーなども積極的行ってくれる会社です。

ニキビが出来てしまったときや、化粧品で肌荒れを起こしてしまったときの救世主にもなります。

Amazonブランドからも

この価格ならハンドクリームや肘・膝・かかとなどの保湿にも使えます。

冬は爪も乾燥するので、ネイルの保湿にも。

マツキヨ

ドラッグストア「マツモトキヨシ」というインパクトのある店名で、一躍ドラッグストア界の王者となりました。

販売のみに留まらず、プロテインなどやロカボ食品などをプロデュースしマツキヨブランド商品も手掛けてきたマツキヨが、ついに化粧品にも本格的に参入。

ナイアシンアミド配合の「ザ・レチノタイムを始め、リポソーム化粧品の「W/M(ウーマンメソッド)」と、KOSEと共同開発した「レシピオ」を相次いで発売。

マツキヨのブランド力と集客力を活かして、主力となる化粧品を開発してきました。

どれも、品質が良くコスパがいいのが魅力的な商品ばかりです。

W/M(ウーマンメソッド)

リピジュア配合の保湿化粧品。

ちょっと保湿成分が足りないかなと思いますが、コスパを考えると優良化粧品です。

「ウーマン メソッド トリプルA トリートメントセラム」と「ウーマン メソッド トリプルA トリートメントウォッシュ」がオススメ。

レシピオ

レシピオ
出典:レシピオ

保湿成分:アミノ酸・ヒアルロン酸・セラミド・エクトイン・シロキクラゲエキス

キュレルの上位互換ともいわれる「レシピオ」

肌の中の保湿と肌の外の保湿をしっかりしてくれる保湿化粧品です。

花王のエストやドクターシーラボVC100エッセンスローションにも配合されている「エクトイン」やリピジュアと同等の保水力がある「シロキクラゲエキス」を配合しています。

KOSEが入るとここまで保湿成分を配合できるし、構成もコスパもGOOD!です。

レシピオ公式サイトへ

ライスフォース

ライスパワーNo.11という保湿の有効成分を配合した「ライスフォース」もリニューアル。

保湿はライスパワーのみという印象だったプロトタイプに、保湿成分を加えてパワーアップです。

ライスフォースディープシリーズプレミアムパーフェクトクリーム

保湿成分:ライスパワーNo.11

セラミド:N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)

油分:ホホバ油、オリブ油、濃グリセリンサラシミツロウ、ワセリン、ノバラ油

糖類(保湿):トレハロース、マルチトール、グリコシルトレハロース

保湿:シロキクラゲ多糖類

大正製薬

リアップで有名な大正製薬からも、「アドライズ」という保湿化粧品が登場!

「レシピオ」に負けないくらいの保湿成分を配合しています。

プラセンタエキス配合で美白も出来る保湿化粧品です。

アドライズ

アドライズ
出典:アドライズ

保湿成分:ヘパリン類似物質・ナノ化セラミド・アミノ酸・リピジュア・シロキクラゲエキス・テンニンカ果実エキス

ヘパリン類似物質とナノ化セラミドの違いは浸透力。

セラミドは角層の成分なので角層まで、ヘパリン類似物質はもうちょっと深くまで浸透します。

ヘパリン類似物質とセラミドの違いはこちら

【保湿効果をアップ!】肌の乾燥を防ぐ方法【セラミドとヘパリン類似物質の違い】
セラミドとヘパリン類似物質は、2つとも保湿成分です。この2つ、どう違うの?どうやって使ったら、効果的に使えるの?といった、「保湿効果をアップさせる使い方」について解説しています。保湿効果をあげるための必要なことは、【ちゃんと閉まる蓋(ふた)】をしてあげること。セラミドにはヒアルロン酸、ヘパリン類似物質にはワセリンの蓋を

美白成分は「プラセンタエキス」を配合。

ターンオーバーを促進することで、色素沈着を防いでくれます。

価格は「レシピオ」よりちょっと高め。

トライアルセットもあるので、まずはこれで試してみるのがいいと思います。

アドライズ公式サイトへ

まとめ

今年の秋冬は保湿化粧品のオンパレード。

KOSEのコスメデコルテ「 コスメデコルテリポソームアドバンストリペアセラム」のリニューアルは、技術力の高さを見せつけられるような良い商品でした。

大手3社(花王・資生堂・KOSE)はオリジナルの保湿化粧品を、その他は原料の力を借りた保湿力のある化粧品の開発が目立ちました。

シロキクラゲエキスやエクトインの配合は今後も増えていくのではないでしょうか。

大正製薬が保湿&美白の「アドライズ」を立ち上げたことで、今後は美白成分を配合した保湿化粧品も増えてきそうですね。

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