
保湿化粧品に配合されている「エクトイン」って何?
セラミドより保湿効果があるの?

「エクトイン」とは、微生物由来の保湿成分。
保湿効果も高いのですが、コラーゲン合成にも関与している成分なので、配合する化粧品が増えています。
「エクトイン」の効果と、配合している化粧品を紹介していきますね。

保湿だけじゃないと、ちょっと得した気分になるよね。
保湿成分「エクトイン」とは

エクトインは、塩湖に生息する好塩性細菌の一種であるエクトチオロドスピラ属の細菌から発見され、この好塩性細菌を由来として「エクトイン」と称されています。
微生物は、育った環境に適応するために特殊な能力を持つことがあります。
高濃度の塩分の存在下で微生物のような単細胞生物は浸透圧の調整が難しく、生きていくことが難しいのです。
長い間、高濃度の塩分のある環境で育つことで、外界の浸透圧に抵抗できるようになることも。
微生物発酵液が多数存在するのは、過酷な環境で育った特殊微生物の力を借りるためなんです。
エクトインの効果

・保湿
・水分の調整
・外気ストレスから細胞の保護(HSP)
・コラーゲン合成に関与
保湿
「エクトイン」は保湿力の高い成分です。
花王のデパコス「est(エスト)」のエストザローションは、セラミドが配合されていません。
水、DPG、PEG-32、プロパンジオール、エクトイン、ヒバマタエキス、チューベロース多糖体、ユーカリ葉エキス、ショウガ根エキス、アスナロ枝エキス、グリセリン、BG、プルラン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、イソセテス-20、PEG-12ジメチコン、カルボマー、キサンタンガム、PEG-400、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、水酸化K、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、香料
みなさんもご存知の通り、花王はセラミド研究が得意な化粧品メーカーです。
チューベロース多糖体、ユーカリ葉エキスは「キュレル」にも配合されている花王が研究した保湿成分です。
セラミドの代わりに「エクトイン」を配合していることで、保湿力が高いことがわかります。
水分の調整
塩湖で育った微生物由来の「エクトイン」は、外界との浸透圧の調整が上手な成分です。
肌の水分量を適量に調整してくれる力もあります。
外気ストレスから細胞の保護(HSP)
「エクトイン」にはHSP(ヒートショックプロテイン)を産生する作用があります。
HSP(ヒートショックプロテイン)は細胞修復作用のある、人の身体が持つプロテインのひとつです。
手術など、大きなケガをした時に、このHSP(ヒートショックプロテイン)が作用し傷を治す助けをしてくれることがわかっています。
紫外線にさらされた細胞の傷も、このHSP(ヒートショックプロテイン)が治してくれるので、注目されている人の身体の作用となっています。
このHSP(ヒートショックプロテイン)、熱に反応することがわかっているので入浴を利用して産生を促すことができますよ。
コラーゲン合成に関与
ファンケルの研究で、「エクトイン」はコラーゲンの合成に関与していることがわかっています。

エクトインはコラーゲン合成能のスピードをアップしてくれる作用があります。
塩湖で生きていくため、細胞を強くすることは必須条件。
そのため、このような作用があるのかもしれませんね。

「エクトイン」は炎症で遅くなったコラーゲン合成のスピードを回復してくれることもわかっています。
「エクトイン」はファンケルのエンリッチプラスに配合されています。
「エクトイン」配合の化粧品
est G.P. サイクルセラムケア

「レシピオ」

まとめ
「エクトイン」の効果は4つ
・保湿
・水分の調整
・外気ストレスから細胞の保護(HSP)
・コラーゲン合成に関与
水分を調整してくれる機能もあるので、マスク生活の保湿成分として最適ですよ。


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