
極潤プレミアムって評判がいいみたいだね。
他のヒアルロン酸配合の化粧品と、何が違うの?

「極潤プレミアム」を開発しているのは、ロート製薬。
ヒアルロン酸に特化して研究を行っているので、数種類のヒアルロン酸を配合しているところが人気の秘密です。

ヒアルロン酸に種類があるの?
「極潤プレミアム化粧水」人気の秘密は7種のヒアルロン酸
・ヒアルロン酸Na
・アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)
・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(肌吸着型ヒアルロン酸)
・ヒアルロン酸クロスポリマーNa(3Dヒアルロン酸)
・乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(発酵ヒアルロン酸)
・加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)
・加水分解ヒアルロン酸Na(浸透型ヒアルロン酸)
✔ ヒアルロン酸Na
一般的に使用されるヒアルロン酸で、ヒアルロン酸のプロトタイプ。
よく使用されているヒアルロン酸になります。
効果は水分保持機能の高いヒアルロン酸が水分を溜め込み、肌表面に水分の膜をはってくれ、肌からの水分の蒸散を防いでくれます。
✔ アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)
第2世代ともいえるヒアルロン酸。
ヒアルロン酸Naと比較すると水分保持能が高いことからスーパーヒアルロン酸とも言われます。
効果はヒアルロン酸と同じ肌からの水分の蒸散を防いでくれます。

✔ ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(肌吸着型ヒアルロン酸)
保湿力の高いヒアルロン酸。
長時間膜をはることで、肌を柔らかくする作用があります。
汗で流れてしまわないよう、洗っても流れ落ちにくいように加工したヒアルロン酸が肌吸着型ヒアルロン酸の効果です。
洗顔などで洗い流した後も、潤いを持続させることができます。
✔ ヒアルロン酸クロスポリマーNa(3Dヒアルロン酸)
ヒアルロン酸を立体的なネットのような構造にしているため、
強く結びつきあっているので、水分を抱えたまま通常のヒアルロン酸よりも肌にとどまり水を与え続けるとともに、立体的な網目構造がネットのように肌を包みこみます。
✔ 乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(発酵ヒアルロン酸)

発酵ヒアルロン酸の効果は、これまでのヒアルロン酸とはちょっと違います。
細胞の間を埋めることで、肌のバリア機能を高めてくれます。
発酵ヒアルロン酸は細胞の間にある「ガドヘリン」という接着剤の役目を果たしている成分を強化してくれる作用があります。
そのため、肌の間から水分が逃げてしまうことを防ぐとともに、外部からの刺激から肌を守ってくれるのです。
✔ 加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)
低分子のヒアルロン酸です。
分子量の大きなヒアルロン酸は角層を通ることができません。
ですから、ヒアルロン酸Naのような普通のヒアルロン酸では、肌表面に付着することになりますが、ナノ化したヒアルロン酸は低分子。
そのため、角層までヒアルロン酸が浸透することができます。
角層に浸透したヒアルロン酸は水分を溜め込み、肌から水分を蒸散するの防ぐ力がヒアルロン酸Naより強くなっています。
また、加水分解ヒアルロン酸には、紫外線のダメージを受けた肌に対して、その後におこる赤みなどを引き起こす炎症を抑える作用もあることがわかっています。
参考資料:PRTimes
✔ 加水分解ヒアルロン酸Na(浸透型ヒアルロン酸)
ヒアルロン酸は分子量の大きな成分です。
ですから、通常のヒアルロン酸は角層を通ることができないので、肌表面に水分の膜をはりることで肌から潤いを逃がさないようにしてくれます。
しかし、浸透型ヒアルロン酸はナノヒアルロン酸の5分の1サイズと非常に小さなヒアルロン酸であることが特徴です。
そのため、角層の深くまでヒアルロン酸を届けることができます。
浸透型ヒアルロン酸には驚くべき作用も発見されています。
表皮上部までヒアルロン酸を届けるようにできるので、ヒアルロン酸を作る細胞が活性化され、肌のヒアルロン酸を作る力を促してくれることが確認されています。
これまでのヒアルロン酸とは違う、潤すヒアルロン酸ではなく、潤い成分を作るヒアルロン酸であることが特徴的な作用になります。
プラスαの潤い成分サクラン
極潤プレミアムにはヒアルロン酸の他にも潤い成分が配合されています。
それが、スイゼンジノリ由来の多糖類サクランが配合されています。
このサクランも保水力の高い成分。
ヒアルロン酸の保水力+αでサクランの保水力もプラスしています。
保水力の高い「極潤プレミアム」ですが、化粧品会社で働く研究員としてはちょっと物足りないと感じます。
加水分解ヒアルロン酸Na(浸透型ヒアルロン酸)にはヒアルロン酸を作る力を促してくれる作用があります。
他のヒアルロン酸は、様々な作用から肌の表面で水分のバリアをはってくれます。
でも、逃げてしまった潤い成分を補うために、やっぱりセラミドを補って欲しいところ。
「ヒフミド」に配合されている、セラミド1、2、3も肌にセラミドを補給してくれるとともに、セラミドを作る力を促してくれることがわかっています。

もうひとつの極潤【「極潤α」はNFM(天然保湿因子)&ヒアルロン酸】
極潤プレミアムが人気ですが、極潤プレミアムはヒアルロン酸特化型とも言えます。
バランスが良いのは「極潤α」。
セラミドのかわりにNFM(天然保湿因子)であるアミノ酸となる、加水分解エラスチン、テトラペプチド‐5、加水分解コラーゲンを配合しています。
そのため、理想的なサンドイッチ構造を作ることができます。

「極潤α」成分徹底解説
・ヒアルロン酸Na
・アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)
・ヒアルロン酸クロスポリマーNa(3Dヒアルロン酸)
・加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)
・加水分解エラスチン(低分子化エラスチン)
・テトラペプチド-5(エラスグロウ)
・加水分解コラーゲン(低分子化コラーゲン)
✔ 加水分解エラスチン(低分子化エラスチン)
加水分解エラスチンは、グリシン・アラニン・バリン・プロリンが主成分のアミノ酸を含んでいます。
このアミノ酸はNFM(天然保湿因子)と言われ、角層のアミノ酸を補給してくれ、保水力のあるアミノ酸が角層細胞に水分を溜め込んでくれます。
✔ テトラペプチド-5(エラスグロウ)
テトラペプチドー5はアミノ酸4個だけで構成されたペプチドです。
このペプチドもアミノ酸のような働きをしてくれ、保水力のある成分になります。
✔ 加水分解コラーゲン(低分子化コラーゲン)
低分子のコラーゲンはアミノ酸の宝庫。
約18種類のアミノ酸の補給源となります。
アミノ酸は天然保湿因子と言われ、セラミドを同様に角層で水分を保持する役割を持っています。
このアミノ酸を角層に補給することで、角層内に水分を溜め込む力を促してくれます、
また、加水分解コラーゲンにはコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す力を促してくれる作用があることがわかっています。
肌成分の補給&合成をしてくれるWの力がある成分になります。
まとめ
今回は人気の「極潤プレミアム」と「極潤α」の化粧水を紹介しました。
・ヒアルロン酸が保湿成分
・肌のバリア機能を高め、ヒアルロン酸の合成を促してくれる
・加水分解ヒアルロン酸Na(浸透型ヒアルロン酸)がヒアルロン酸の合成を促してくれる

・ヒアルロン酸の水分保持能
・アミノ酸成分の角層潤い機能
・加水分解コラーゲンのコラーゲンやヒアルロン酸の合成促進

どちらも保水力に優れていて、ヒアルロン酸やコラーゲンの合成を促してくれる成分が配合されています。
化粧品会社で働く研究員としては、角層に水分を溜め込んでくれる天然保湿因子やセラミドと一緒にヒアルロン酸を使って欲しいと思っています。
サンドイッチ構造は保水力に優れた構造なんですよ。


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