
レチノールを配合した化粧品ってたくさん出ているけど、どう違うの?

エイジングケアの要ともいえる「レチノール」。
配合のされ方もさまざまで、特徴のある化粧品も多いですね。
「レチノール」配合の化粧品について、化粧品会社で働く研究員ハチマルがまとめていきますね。

「レチノール」は即効性を感じやすいので、人気の成分だね。
「レチノール」とは

・表皮ケラチノサイトによるヒアルロン酸産生
・皮膚のターンオーバーを促進

「レチノール」は皮膚のターンオーバー促進作用が強い成分。
だから即効性を感じやすいんです。
シワの改善は、約2ヵ月くらいはかかります。
✓ 表皮ケラチノサイトによるヒアルロン酸産生
これがシワ改善の作用。
加齢とともに失われがちなヒアルロン酸を増やしてあげることでシワの改善をはかり、さらに表皮の水分環境を整えてくれたり、肌へ柔軟性を向上させてくれます。

ヒアルロン酸が増えることで、しっとりモチモチ肌になります。
ヒアルロン酸塗布は一時的なものですが、ヒアルロン酸を合成してあげ、表皮や真皮のヒアルロン酸を増やしてあげることで、本当のしっとりモチモチ肌になります。
✓ 皮膚のターンオーバーを促進
レチノールを使って、「肌が改善した」という即効性の部分はこの効果。
皮膚のターンオーバーを促すことで、くすんだ角層を除去。
クリアな肌になるとともに、ゴワゴワな角層も除去してくれるので、肌の手触りが変わります。
これが「レチノールを使ってよかった!」と言える、大きな作用になります。

古い角層が重なったくすみ肌や、ずっと取れない「まんねんくま」にも効果的。
だからレチノールは美白美容液にも配合されています。

目元タイプ「レチノール」
レチノールは目元美容液として配合されることが多いです。
表皮のターンオーバーを促進してくれるので、目元のくすみにも効果的に働きます。
リンクルリフトディープレチノホワイト5
・トラネキサム酸
・4-メトキシサリチル酸カリウム塩
・グリチルリチン酸ジカリウム
・酢酸DL-α-トコフェロール
・レチノール
「レチノール」+美白成分、抗炎症成分、抗酸化成分を配合の高級美容液。
美白にもシワ改善にも効果を発揮します。
ヒアルロン酸の分解を抑制してくれる「ワレモコウエキス」も配合されているからポイントが高い!
血流改善作用のあるトコフェロールが配合されているので、目元のくすみやくまに最適です。

スポットクリアセラムWT
・トラネキサム酸
・4MSK
・レチノール
「レチノール」+美白成分で、美白・シワ改善効果のある美容液。
有効成分を3つにすることで、価格を抑えています。

全顔タイプ「レチノール」
レチノールといえば、レチノール反応が出てしまうことが最大のデメリット。
このレチノール反応を抑えたタイプもあるから、顔全体に使いやいタイプもありますよ。
レチノショット0.1
・ピュアレチノール(レチノール)
・グラナクティブレチノイド2%(ビタミンA誘導体) レチノイン酸ヒドロキシピナコロン
・レチノイン酸トコフェリル(ビタミンA誘導体)
・パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)
・水添レチノール(ビタミンA誘導体)
レチノショット0.1は「レチノール」の配合量を抑えた代わりに、レチノール誘導体をグラデーションにように配合しています。
このグラデーションが一日中レチノールを肌に届けてくれることで、
・レチノール反応を抑えてくれる
・レチノールの効果を落とさない
この2つの効果が期待できます。

レチノショット0.1は、本当に使いやすいレチノール化粧品だと思います。
このグラデーション効果を考えた人は天才!

エンリッチ メディカリフト クリーム
・レチノール
・ナイアシンアミド
・アスコルビン酸Na
・カーヤセネガレンシス樹皮エキス
レチノールの配合量を抑えた代わりに、ナイアシンアミドを配合。
肌全体に分布する、18型コラーゲンを増やしてくれる働きのある カーヤセネガレンシス樹皮エキスを配合。
顔全体のリフトアップをしたい人に向いている処方です。
アスタレチノV
・アスタキサンチン
・レチノール
・ツボクサエキス
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
レチノールとアスタキサンチン配合の美容液。
レチノールが肌の成分を補ってくれたり細胞増殖をしてくれ、アスタキサンチンが足場となる基底膜を保護してくれます。
ターンオーバーを促進して、古い角層を一層したい人や、ゴワゴワ肌が気になる人に向いています。
豆乳イソフラボンエイジングケア「なめらか本舗 リンクルシリーズ」
・豆乳発酵液
・レチノール
・パルミチン酸レチノール
レチノールを配合した、豆乳イソフラボン。
レチノールは皮脂の抑制をしてしまうから、豆乳発酵液が保湿してくれるので乾燥肌の人には使いやすいですよ。
ちょい足しアイテム
・トラネキサム酸(有効成分)
・パルミチン酸レチノール
トラネキサム酸は美白成分でもありますが、抗炎症作用のある成分。
肌の炎症物質を抑えることで、コラーゲンやエラスチンの分解を防いでくれます。
パルミチン酸レチノール配合で、さらにレチノールの効果をアップ。
リフトアップさせたい人は化粧水など、スキンケアに加えて欲しい。
・ツバキ種子発酵エキス液
・オクラ果実エキス
アクアローションの優れているところは、基底膜を強化してくれる「オクラ果実エキス」が配合されているところ。
表皮細胞ケラチノサイトの増殖には、足場となる基底膜が欠かせません。
肌をふっくらさせたい人はアクアローションがおすすめ。
まとめ
「レチノール」配合の化粧品は、濃度や組み合わせ成分がいろいろあります。
目的や肌質にあわせて使い分けることができます。
「レチノール」は美容液配合のことが多いので、化粧水はちょい足しアイテムを使うとレチノールの効果がアップしますよ。


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