
美白成分が強い成分はハイドロキノンなの?
それじゃ、ハイドロキノンだけ使えばいいんじゃないの?

それだと、メラニンを作りにくい肌になってしまうんです。
透明感のある肌に必要なのは、過剰なメラニンの生成を抑えることなんですよ。
人の肌には適量のメラニンは必要なんです。
肌を刺激から守ってくれる作用もありますからね。

黒は完全防御仕様だね。
メラニンを作らせない美白成分
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
化粧品に配合されている美白成分。
実は成分ごとにシミへのアプローチ方法が違います。
この作用を理解すれば、自分にあった化粧品が必ず見つかるはず。
今回は、メラノサイトでシミのもと「メラニン」を作らせない美白成分2つについて解説していきます。
ハイドロキノンとは
ハイドロキノンとはヒドロキノンという成分です。
化粧品に配合されるときは、ハイドロキノンと呼ばれています。
強力な漂白作用が確認されており、市販品で2%まで、医師の処方があれば2~4%までという配合の上限値が定められています。
天然でも存在している成分で、イチゴ・麦芽・コーヒー・紅茶などにも含まれている成分です。
ハイドロキノンの2つの作用
・メラニン合成抑制
・還元作用
✓ メラニン合成抑制

メラニンはチロシンがチロシナーゼにくっつくことで合成スイッチが入ります。
ハイドロキノンは、このチロシナーゼがチロシンにくっつくことを阻害することで、メラニンを合成経路をシャットダウンします。
このメラニン合成経路をシャットダウンしてくれることで、メラニンを作り出す力を抑制することができます。
✓ 還元作用

ハイドロキノンのもう一つの作用は、ユーメラニン(黒色メラニン)を薄くする還元作用があります。
ビタミンC誘導体とは
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを化粧品には安定性や皮膚浸透性を向上させた形で「ビタミンC誘導体」として配合しています。
ビタミンCとビタミンC誘導体は基本的には同じ働きをしますが、化粧品に配合してもすぐに酸化されてしまいます。
そのため、化粧品には「誘導体」という形に加工されて配合しています。
6つのビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、水に溶けやすい水溶性のものと、油性のものに溶けやすい親油性のもの、またハイブリット(水溶性・親油性どちらの性質も持っている)タイプとの3つに分けられます。
化粧品に配合する場合は、その性質を活かして使い分けられています。
・アスコルビングルコシド(水溶性)
・アスゴルビンリン酸Na(水溶性)
・リン酸アスコルビルMg(水溶性)
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(親油性)
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(水溶性・親油性)
・3-O-エチルアスコルビン酸(水溶性・親油性)
ビタミンC誘導体3つの作用
・チロシナーゼ活性を抑制
・ドーパキノン ⇒ ドーパへの還元作用
・活性酸素消去能
✓ チロシナーゼ活性を抑制

シミのもとメラニンを作る力を抑制するのがビタミンC誘導体の働き。
チロシンとチロシナーゼがくっついてメラニンが出来る作用を抑えるために、チロシナーゼ酵素の力を抑制してくれます。
✓ ドーパキノン ⇒ ドーパへの還元作用

メラニンの製造工程でドーパキノンまで進んでしまったものをドーパに戻し、ユウメラニン(黒色メラニン)を作る働きを抑える作用があります。
✓ 活性酸素消去能

紫外線やストレスなどの刺激をうけて、肌細胞は活性酸素を発生しますが、この活性酸素を消去してくれるのもビタミンC誘導体の働きのひとつです。
肌が炎症を起こすまえに、細胞を守ってくれる働きもあるのがビタミンC誘導体の特徴です。
最強の美白成分のハイドロキノンと汎用性の広いビタミンC誘導体の違い

ハイドロキノンとビタミンC誘導体は、メラニンの生成工程をシャットダウンする美白成分。
この2つは作用機序もよく似ています。
ハイドロキノンとビタミンC誘導体の違いについて解説していきます。
ハイドロキノンとビタミンC誘導体の美白作用の違い
ハイドロキノンは配合量の上限値が決まっており、美容クリニックでも処方される成分。
美白作用はハイドロキノンの方が強いことがわかっています。

ハイドロキノンとビタミンC誘導体の作用機序の違い

ハイドロキノンとビタミンC誘導体の2つの違いは還元作用になります
ハイドロキノンは出来てしまったメラニンに作用し、ビタミンC誘導体はメラニン生成工程の途中を還元します。
ハイドロキノンとビタミンC誘導体の効果的な使い分け方
メラニン生成工程をシャットダウンしてしまう美白成分には、メラニンを作りにくくしてしまうことがあります。
それは、紫外線を受けてもメラニンを作らないということ。
そのため、美白作用の高い成分を使っているときは、必要なメラニンも作ってくれないため、特に紫外線の刺激には気をつけなければなりません。
外出するときは日焼け止めはマストになりますし、生活や窓越しの紫外線にも気をつけなればなりません。
ハイドロキノンはスポット使いがおすすめ
ハイドロキノンは美白作用の強い成分。
そのため、顔全体に使用するような化粧水や乳液ではなく、シミの濃い部分に塗れるスポットタイプがおすすめです。
ホワイトHQクリーム
ハイドロキノン5%配合の「ホワイトHQクリーム」。
ビタミンC誘導体も配合されており、シミへのアプローチする力もアップ。
さらにヒト型セラミド配合で保湿に配慮し、角層の乱れもケアしてくれます。
これだけの機能があって価格もお手頃です。
保存は3カ月が目安なので、スポットで使用するにはちょうど良い量です。
公式サイトからだと、2本・3本のお得なセット価格で購入できます。
攻めのハイドロキノン5%配合クリーム。ランテルノ
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プラスナノHQ
純ハイドロキノンをナノ化して配合。
さらに、ヒト型セラミドを配合して保湿にも配慮してくれ、肌のターンオーバーに働きかけるレチノールも配合されているいたれりつくせりのハイドロキノン配合化粧品です。
配合濃度は4%だけれど、2~5%の範囲であれば大きな差はないと考えて問題ありません。
それよりも、他の配合成分の方が重要視して欲しいポイントです。
ブライトニングクリスタル
ハイドロキノン5%配合の美白美容液です。
ハイドロキノンの他に、美白成分の「アルブチン」、メラニンの排出に働きかける「ビタミンA誘導体」と「ビタミンE」、角層に溜まったメラニンを含んだ細胞を清浄化してくれる「サリチル酸」配合の美白美容液です。
ハイドロキノンの作用だけに頼らない処方設計は、肌トラブルを起こしにくい配慮がされています。
ちょっと価格が高めですが、肌が弱い人には複合的に配合された美容液がおすすめです。
【ポイント悩みに】ハイドロキノン5%!集中ポイントケア【ブライトニングクリスタル】
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定期購入なら初回限定1,980円でお試しできます。
コスパ最強!マツキヨで買えるハイドロキノン「旭研究所 業務用ハイドロキノン5%」
コスパ最強のハイドロキノンは「業務用ハイドロキノン5%クリーム」
パッケージがシンプルな分、価格に反映されています。
マツキヨでも購入できるので、店頭購入が便利な人はマツキヨへGO!
ビタミンC誘導体は顔全体使いがおすすめ
ハイドロキノンより作用の弱いビタミンC誘導体は、化粧水や乳液など顔全体や手や腕全体に塗れるような伸びの良いタイプを使うのがおすすめの使い方です。
メラノCC薬用しみ集中対策プレミアム美容液
ビタミンC誘導体といえばこのメラノCCシリーズ。
ハイドロキノン高濃度を使用するよりリスクが少ないので、W(ダブル)使いがおすすめ。
また、薄くて大きなシミや、頬にできるボヤっとしたくすみなど、広い範囲にはこちらが使い安いです。
「メラノCCプレミアム美容液」のアットコスメの口コミはこちらから
ドクターシーラボVC100エッセンスローションEX
こちらもビタミンC誘導体で人気のドクターシーラボです。
顔全体など広く使いたいときには、たっぷり使えて副作用を気にしないローションタイプがおすすめです。
ドクターシーラボの公式サイトはこちらから(リンクシェア)
「VC100エッセンスローション」アットコスメの口コミはこちらから
ちふれ美白美容液W
コスパ最強の「ちふれ」もおすすめ。
「ちふれ」には青と赤の美白ラインがあるのだけれど、
・青:ビタミンC誘導体
・赤:アルブチン+ビタミンC誘導体
という構成になっています。
透明感のある肌を目指すなら、作用の違う成分を使うことをおすすめします。
その理由は、メラニンを作る工程は4段階に分かれていて、メラニン製造工場であるメラノサイトでもどの工程を止めるか美白成分によって違っているからなんです。

メラニンは嫌われがちですが、紫外線から肌を守ってくれたり、健康的な肌色を作ってくれる働きもしています。
1ヵ所を止めてしまうより、メラニン製造工程を少しずつ減らしていってあげる方が、肌への負担は少なくなります。

ハイドロキノンがいい例だね。
「ちふれ」の赤はアルブチン3%・ビタミンC誘導体2%の配合。
透明感のある肌は、1点突破ではなく、トラブルを抱えた場所を少しずつ改善することで成り立っているのですよ。
まとめ
ハイドロキノンとビタミンC誘導体、この2つの美白成分は作用機序が似ています。
美白作用はハイドロキノンの方が強いのですが、強い美白成分は必要なメラニンの生成まで抑えてしまう可能性があり、紫外線の刺激に敏感になってしまいます。
ハイドロキノンのような美白作用の強い成分は、シミの濃い気になる部分にスポット使いがおすすめ。
ビタミンC誘導体のような、汎用性が広く、メラニンの生成工程を抑える作用点がたくさんある美白成分は、顔や手の甲など広い範囲への使用がおすすめ。
水溶性も親油性の成分もあるので、顔には化粧水で対応し、手の甲などはクリーム剤で対応するなど、剤形ごとに使い分けをすることもできます。
美白化粧品は美白作用の強いものが好まれますが、使うにあたりデメリットもあります。
メラニンは嫌われがちですが、体の機能としては必要なもの。
シミとなるのは「過剰なメラニンの生成」です。
生活するのに必要なメラニンは作ってもらい、過剰なメラニンを抑えるためには、美白化粧品の使い分けが必要なことになってきます。


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