
時計遺伝子って何?

時計遺伝子とはサーカディアンリズムとも言われる「体内時計」のこと。
このうち主要な遺伝子が、Clock、Bmal1、Per、Cryで、24時間のリズムをつくり出す中心的な働きをしています。
この時計遺伝子に合わせた生活リズムを作ったり、美容成分を取り込むことで、健康的な生活を送ることができたり、美容の効果をアップさせたりすることができると考えています。
この時計遺伝子について、化粧品会社研究員ハチマルが解説していきます。

時計遺伝子理論は生活習慣が中心だから、スキンケアを使用するときは生活習慣と一緒に取り入れるとより効果的だよ。
時計遺伝子とは

【私たちの生活に関係する時計遺伝子】
・生活習慣
・時間栄養学
・医薬品
・美容
・睡眠
時計遺伝子を上手に使いこなすことによる最大のメリットは「健康寿命が延びる」という点にあります。
健康な体が美肌を作る秘訣。
時計遺伝子理論を活用したスキンケアを使用するときは、時計遺伝子理論を活用した生活習慣も一緒に取り入れていきましょう!
生活習慣
時計遺伝子を働かせるスイッチを入れる生活習慣は「タダで出来る0円美容」。
ちょっとした運動習慣を作ることで日中のパフォーマンスをあげたり、便秘を解消して腸に幸せホルモンを作ってもらったり。
健康な体や安定したメンタルは当然、美肌を作る秘訣ですよ。
時間栄養学
これまで「何を、どれだけ」食べるのかが重要視されてきた栄養学。
そこに「食べる時間」という概念を追加し、「何を、どれだけ、いつ」食べるかが重要視されるようになってきました。
それが、時間栄養学という考え方。
例えば朝にはタンパク質を摂る、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを作りやすくなり、夜ぐっすりと眠りやすくなる、など、栄養学に「いつ」という概念を盛り込むことによって、健康寿命を延ばしたり、日中のパフォーマンスを上げることが出来るようになります。
そんな時間栄養学のことを学べる本がこちら
時間栄養学という考え方で、太りにくい体を作ることができ、ダイエットにも役立ちますよ。
医薬品
夜の11~12時に逆流性食道炎の症状が起きやすい、早朝には喘息や花粉症の症状が出やすいなど、疾病の症状が出やすい時間帯というものがわかってきています。
これは、時計遺伝子が関係していると考えられています。
こういった症状が起こる時間帯から逆算して、医薬品の服用時間や効果を発揮する時間をコントロールする時代がくるようになるかもしれませんね。
時計遺伝子美容

美容にも時計遺伝子は関係しています。
夜の保湿成分と朝の保湿成分は違いますし、夜の肌の働きと日中の肌の働きは違います。
これは、時計遺伝子が関係していること。
この時計遺伝子をHACKすれば、美肌を作るためのサポートをしてくれますよ。

時計遺伝子はこの4つの遺伝子がEボックスの中で、合成や阻害しあうことで、日中と夜のスイッチを切り替えています。
クロノシャルディ
クロノシャルディはシャルドネから抽出されたブドウ果実エキスのこと。
肌のサーカディアンリズムを整えてくれます。
コーセー「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」
コスデコのリポソームがナイトクリームとして登場。
夜の美容時間を利用して、保湿や肌細胞の修復をしてくれます。
「睡眠不足でも3時間多く眠ったような肌」を目指すのが、このナイトクリームの特長です。
使いこなしテクはこちら。
アドライズ「モイスチュアナイトジェル」
アジャイル コスメティクス プロジェクト「Clock.G.e.n.e(ver.1.12)」
「Clock.G.e.n.e(ver.1.12)」と「白いオイル」のセット
クロノシャルム「ボディミルク」
シャルドネ果実エキスがセラミド産生を促進し、トレハロースやアルギニンなどの保湿成分配合。
アラントインが肌の炎症を抑えてくれるボディミルク。
アクアポリンの機能を高める「アマチャズルエキス」配合。
リズム(フェイスマスク)
プチプラならこれ!
クロノシャルディ配合のフェイスマスク。
ディープケアマスクだけで7種類もあります。
1枚180円だから、時計遺伝子入門コスメとしておすすめ。
あまりにもかわいらしいのでテンションもあがるし、時計遺伝子理論で肌の調子もあがります。
「クロノシクリン」配合のスキンケア
「クロノシクリン」とは、グルタミルアミノエチルイミダゾールというペプチドです。
ビタミンDの様な働きや、サーカディアンリズムを整えてくれる働きがある成分です。
CHANEL(シャネル)「サブリマージュレクストレドゥニュイ」
LuLuLun(ルルルン)ワンナイトレスキュー
ネムノキ樹皮エキス配合のスキンケア
アセンヤク配合のスキンケア

朝美容・夜美容
【時計遺伝子を活用した保湿理論】
・朝:フィグラリン
・夜:ヒアルロン酸
朝はフィグラリン産生を促進する作用で、肌のバリア機能を高め、日中の紫外線の影響に対抗する肌を作る!
夜は、保湿成分であるヒアルロン酸の産生を促進する作用で、保湿効果を高めてくれる。
時計遺伝子の理論を利用した、朝美容・夜美容に着目したスキンケアも登場しています。
クレド・ポー・ボーテ「エマルションアンタンシヴn」
ヒアルロン酸の産生を促進して保湿する「夜用乳液」
ヒアルロン酸の合成は夜活発になります。
「エマルションアンタンシヴn」は、この時計遺伝子理論を応用しています。
さらに、クレド・ポー・ボーテに使われている、ブレインスキン理論も搭載。
ゴールデンシルクのセリシンが、日中の紫外線ダメージを回復!
さらに4MSK・トラネキサム酸も配合で、美白も可能な多機能乳液です。
ブレインスキン理論の解説はこちら
資生堂フューチャーソリューション LX
資生堂フューチャーソリューションは、時計遺伝子の理論を用いた、「朝クリームと夜クリーム」のスキンケアライン。
悪玉ホルモンセルピンb3を抑える「ピペリジンプロピオン酸」を配合したスキンケアライン。
水,セバシン酸ジイソプロピル,グリセリン,DPG,ベヘニルアルコール,シリカ,BG,エタノール,ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン,イソドデカン,ジメチコン,ミリスチン酸ミリスチル,フェニルベンズイミダゾールスルホン酸,TEA,ステアリルアルコール,ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル,マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル,PEG-6,PEG-32,酢酸トコフェロール,PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル,ピペリジンプロピオン酸,2-O-エチルアスコルビン酸,キサンタンガム,サクラ葉エキス,トウキ根エキス,ヒキオコシ葉/茎エキス,チャエキス,サンショウエキス,べへネス-20,エチルヘキシルトリアゾン,EDTA-3Na,サクシノグリカン,クエン酸Na,BHT,メタリン酸Na,トコフェロール,クエン酸,ピロ亜硫酸Na,タルク,フェノキシエタノール,香料,酸化鉄
水,DPG,グリセリン,ジメチコン,BG,キシリトール,ピペリジンプロピオン酸,ワセリン,ミネラルオイル,リンゴ酸ジイソステアリル,ミリスチン酸ミリスチル,テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル,ベヘニルアルコール,ステアリン酸グリセリル(SE),ステアリルアルコール,テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル,PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル,酢酸トコフェロール,キサンタンガム,ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル),2-O-エチルアスコルビン酸,サクラ葉エキス,トウキ根エキス,ワレモコウエキス,ヒキオコシ葉/茎エキス,チャエキス,バチルアルコール,ジメチコンクロスポリマー,べへネス-20,(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマー,トリステアリン酸ソルビタン,ステアロイルメチルタウリンNa,クエン酸Na,BHT,EDTA-3Na,ピロ亜硫酸Na,クエン酸,メタリン酸Na,エタノール,トコフェロール,フェノキシエタノール,香料,酸化鉄
セルピンb3の解説はこちらから
DHC「エンリッチナイトクリームリペア&リフト」
日中には乾燥刺激によって乱れた体内時計のリズムを調整する「セラミドNP」を配合した化粧下地でスキンケア
水、グリセリン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、シクロペンタシロキサン、グリセレス-26、酸化亜鉛、ジグリセリン、ペンチレングリコール、ミツロウ、BG、酸化チタン、イソノナン酸イソノニル、セテアリルアルコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ヒドロキシエチルウレア、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ジメチコン、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、セラミドNP、トリエチルヘキサノイン、インドナガコショウ果実エキス、アルゲエキス、水添レシチン、カンゾウ根エキス、乳酸桿菌/ハス種子発酵液、トリメチルシロキシケイ酸、PEG-20フィトステロール、ポリアクリレートクロスポリマー-11、セテアリルグルコシド、セタノール、フィトステロールズ、ポリヒドロキシステアリン酸、イソヘキサデカン、ステアリン酸Al、イソステアリン酸、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、ステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、アルミナ、エチルヘキシルグリセリン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、EDTA-2Na、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、水酸化Na、酸化鉄、t-ブタノール、ステアロイルラクチレートNa、ステアロイルグルタミン酸2Na、フェノキシエタノール、水酸化Al、香料
夜には時計遺伝子に働きかける「テトラペプチドー26」と、日中の肌ダメージを回復してくれる「シモフリマツ木エキス」を配合した「エンリッチナイトクリームリペア&リフト」
・ダイズペプチド:コラーゲン産生による抗シワ効果
・オウレン根エキス:顆粒層肌の細胞同士の隙間を密着結合するタイトジャンクションという細胞間結合を強化することによるバリア機能改善
・ヘリクリスムストエカスエキス:角質層の隙間に存在する水分保持機構であるラクナエの数を増やすことによる保湿効果
水、グリセレス-26、グリセリン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、シクロペンタシロキサン、プロパンジオール、ジグリセリン、ミツロウ、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、セテアリルアルコール、BG、テトラペプチド-26、シモフリマツ木エキス、ダイズペプチド、オウレン根エキス、ヘリクリスムストエカスエキス、加水分解コラーゲン、ネムノキ樹皮エキス、ヒドロキシエチルウレア、水添レシチン、フィトステロールズ、PEG-20フィトステロール、セテアリルグルコシド、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、ステアリン酸グリセリル、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、キサンタンガム、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、セタノール、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、ペンチレングリコール、エタノール、水酸化Na、EDTA-2Na、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、香料
夜には時計遺伝子に働きかける「テトラペプチドー26」と、日中の肌ダメージを回復してくれる「シモフリマツ木エキス」を配合した「エンリッチナイトクリームリペア&リフト」
・ダイズペプチド:コラーゲン産生による抗シワ効果
・オウレン根エキス:顆粒層肌の細胞同士の隙間を密着結合するタイトジャンクションという細胞間結合を強化することによるバリア機能改善
・ヘリクリスムストエカスエキス:角質層の隙間に存在する水分保持機構であるラクナエの数を増やすことによる保湿効果
日中は紫外線のダメージから肌を守る化粧下地、夜は日中のダメージを回復ナイトクリームで、肌のサーカディアンリズムを整えていきます。
肌のダメージを回復
時計遺伝子に働きかけ、肌のサーカディアンリズムを利用したスキンケアや、肌の活性のスイッチのON・OFFを切り替えるスキンケアを紹介。
リバイタル「ナイトセラム」
リバイタルのナイトセラムは夜の細胞修復に着目。
日中の肌へのダメージを、夜の美容タイムに修復。
資生堂独自の成分で、細胞の修復を促してくれます。
エスティローダ―「アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス」
夜にブルーライトを浴びると、時計遺伝子のOFFのスイッチ(per-1)が作動しなくなります。
そのため、肌が夜のダメージ修復が出来なくなることによる肌荒れループを改善。
ブルーライトによって時計遺伝子(per-1)がの発現量の低下を抑えるトリペプチドー32を配合した、夜にこそ使って欲しい美容液です。
参考資料:エスティローダ―
水・ビフィズス菌培養溶解質・PEG-8・プロパンジオール・ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン・メチルグルセス-20・PEG-75・グリセレス-26・BG・グリセリン・ヒメコラ種子エキス・スクワラン・オレス-3リン酸・TEA・カプリリルグリコール・オレス-3・カルボマー・オレス-5・カフェイン・ホホバワックスPEG-120・ビサボロール・パンテチン・EDTA-3Na・BHT・キサンタンガム・コレス-24・セテス-24・バオバブ種子エキス・ヒアルロン酸Na・ローマカミツレ花油・水添レシチン・エチルヘキシルグリセリン・酢酸トコフェロール・酵母エキス・RNA-Na・黄4・レシチン・赤504・加水分解アルギン・乳酸桿菌発酵液・トリペプチド-32・フェノキシエタノール・ソルビン酸K
美白対策(シミ対策)
美白にも時計遺伝子が関係しています。
時計遺伝子が乱れると、紫外線の影響を受けやすくなったり、メラニンの生成量が増えてしまったりすることがわかっています。
ポーラ ホワイトショット スキンプロテクター DX
時計遺伝子が乱れると、美白にも影響が。
夜に強いブルーライトを浴びると、翌日に紫外線に当たると肌の赤みが増すことがわかりました。
肌の赤みは肌の炎症。
関係しているのはメラトニンの不足。
「サーカディアンリズム」が乱れると、外的刺激に弱く炎症を起こしやすい肌になってしまいます。
参考資料:POLA
もう一つの原因は夏の「暑さ」
紫外線だけではなく、気温によって日焼けしやすい肌になることがわかりました。
高温によって発現量が増える「DEC1」という時計遺伝子が関係しています。
「DEC1」の発現量が増えると、メラニンの生成量も増えてしまうのです。
参考資料:POLA
参考資料:POLA
有効成分:トラネキサム酸、グリチルリチン酸2K
その他の成分:水、BG、パラメトキシケイ皮酸オクチル、メチルフェニルポリシロキサン、トリエチルヘキサン酸グリセリル、シクロペンタシロキサン、ベヘニルアルコール、ソルビット液、2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}-フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン、サリチル酸エチルヘキシル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、水添大豆リン脂質、サンザシエキス、チョレイエキス、ビワ葉エキス、トウキンセンカエキス、ローズマリーエキス、ヒキオコシエキス-1、レンゲソウエキス、マヨラナエキス、海藻エキス-1、大豆リン脂質、クララエキス-1、ヨモギエキス、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ステアリン酸、ベヘニン酸、ステアロイル乳酸Na、エタノール、オレイン酸ポリグリセリル、カルボキシビニルポリマー、水酸化K、濃グリセリン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ビタミンE、グリセリン、無水エタノール、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルカリゲネス産生多糖体、酸化チタン、2-[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシルエステル、トリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン、微粒子酸化チタン、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸Na、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化Al、無水ケイ酸、酸化亜鉛、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
睡眠
睡眠の質あげることで、健康効果も美容効果もアップ。
寝室は寝るためだけの場所として、スマホやゲームは持ち込まない。(ブルーライトを浴びると眠りにつきにくくなります。)
ラベンダーの香りや、音楽(トロイメライ)で、眠りにつきやすい環境を整える。
タダで出来ることが多いから、やれることから実践してみよう!
もうちょっと専門的な話だとこちらの本もおすすめです。
睡眠改善サプリの紹介はこちら

まとめ
繰り返す肌荒れや、乾燥は時計遺伝子の乱れが原因かもしれません。
フィグラリンの産生を促して肌のバリア機能を高めたり、夜の光を浴びることによって起こる、「サーカディアンリズム」によって起こる肌トラブルを抑えたりするスキンケアも登場。
朝C夜Aという美容法もありますが、朝クリーム・夜クリームという美容法はこれからの考え方も取り入れた美容法を。


コメント
時計遺伝子って新しい分野かと思っていたのですが、こんなに沢山商品化されてるのですね💦