
化粧品はエタノールフリーがいいな。

○○フリーを気にする人も多いですよね。
でも、嫌われがちな成分ほど、目的があって配合していることが多いんです。

どうしてもそうする必要があって配合しているんだね。
化粧品に配合されているエタノールやメントールの作用
エタノールやメントールには経皮吸収作用を促進させる働きがあります。
皮膚には角層があり、この角層があることで、細菌や刺激から肌を守ることができるんですが、化粧品や医薬品の成分を肌細胞に取り込んでもらうには、この角層を通すことが必要になります。
湿布薬や育毛剤や発毛剤には、エタノールやメントールが配合されていますが、これは成分を角層を通しやすくするためだったりします。
経皮吸収とは

角層とは、皮膚の表面にあるブロック構造のこと。
角層とは皮膚表面の一番上の部分です。
この角層バリアのおかげで、身体の中に細菌やウィルスが浸入するのを防ぐことができる大切な防御機能です。
角層はレンガのような構造をしているので、物質がここを通り抜けるのは難しいというわけです。
経皮吸収:角層を通す方法
・分子量
・リポソーム
・エタノール
・メントール
化粧品で経皮吸収に関わるのは、この4つの方法。
✔ 分子量
分子量が小さいものは経皮吸収しやすくなります。
目安は分子量が500Dalton(ダルトン)以下。
ヒアルロン酸は分子量が大きいので、ナノ化コラーゲンなど分子量を小さくしたものでなければ、角層まで浸透することができません。
極潤αには、ヒアルロン酸の他に低分子の加水分解コラーゲンや加水分解エラスチンを配合しているので、これらの低分子成分がNFM(天然保湿因子)として働いてくれるので、保湿化粧品としては「極潤α」の方がバランスが良いと思います。

✔ リポソーム化

角層は、水分と油分の層から成り立っています。

この角層構造を通しやすく、親水基と疎水基の多重構造をしたものの中に、角層を通したい成分を入れて角層を通します。
リポソーム化といえばコレ。
長く愛されている化粧品です。
こういった技術が使えないときには、エタノールやメントールを利用することも。
配合量は最小限に抑えていることが多いので、あまり過敏にならなくても大丈夫ですよ。
エタノールにアレルギーがある人や、敏感肌さんには不向きにはなりますが。
まとめ
エタノールやメントールには「角層を通す」という重要な使命があり、そのために配合されていることも。
使用感があわないということでなければ、その使命を受け入れて欲しいと思っています。


コメント