
保湿剤を使うなら、ワセリンとヘパリン類似物質ってどっちがいいの?

肌の水分量を目安にして、使用の目的別に使い分けた方がいいですよ。
保湿とは
肌を良い状態に保つためには、保湿が大切です。
化粧水や乳液を使うのだって、保湿+美白などの機能性を求めて使っているはずです。
ですから、化粧水や乳液でも十分な保湿が得られる人は、さらに保湿剤を使う必要はありません。
でも、「マスクで肌荒れ」や湿度の低い日はどうしても乾燥が気になる、「冷暖房で乾燥する」という人は機能性化粧品+保湿をこころがけましょう。
ワセリンとヘパリン類似物質の保湿の違い
・ワセリン:水分の蒸散を防ぐ
・ヘパリン類似物質:角層の水分を呼び込む
✔ ワセリン
ワセリンは乾燥しないように角層に膜をはります。

もともと肌の水分量の多い人は、ワセリンで水分の蒸散を防いであげるだけで保湿はOK。
ほこりなど外からの刺激から肌を守ってくれる働きもあるので、ワセリンはいわばバリアのような役割です。
✔ ヘパリン類似物質
ヘパリン類似物質は角層に水を保持してくれる働きを持っています。

肌細胞の角層は、セラミドと水分からなる「ラメラ構造」を作っています。
このラメラ構造に水分だけ入れ込もうと思っても脂質の層にはじかれていまいます。
そのため、脂質とも水分ともなじむことができる、ヘパリン類似物質やセラミドが角層と相性のの良い成分となります。
そのため、ヘパリン類似物質やセラミドは角層に水分を補給することができるのです。
肌の水分量が低下している人は、ヘパリン類似物質やセラミドの方が適しています。
肌細胞に水分を入れ込むことで、ふっくらとつややかな質感にすることができます。

じゃあ、ワセリンとヘパリン類似物質、両方使ってもいいの?

W使いでも問題ありません。
保水力を追加した後で、水分の蒸散を防ぐ。
乾燥しがちな冬には、こういった対策も効果的ですよ。
ワセリンはべたつきがちなので、夜だけ使用するのもいいですね。
ワセリン【医薬品】と【化粧品】の違い

ワセリンには【第3類医薬品】と何も表示がないものがあるけど違いはあるの?

それでは、この2つの違いについて、化粧品会社で働く研究員ハチマルが解説していきます。
ワセリンは、【第3類医薬品】と【化粧品】の2つの区分にわかれています。
【第3類医薬品】は100%ワセリンで、化粧品はワセリン配合の化粧品という違いがあります。
化粧品については、ワセリン濃度が高いものであれば、【第3類医薬品】とほとんどかわらないのですが、製剤を安定させるための添加物が配合されています。
普通の化粧品に使用されているものなので、特に気にする必要はありませんが、市販の化粧水すらNGな敏感肌の人は、【第3類医薬品】と表示のあるものを使う方が良いでしょう。
化粧品には使いやすいようにクリーム剤や、化粧水にワセリンを配合したものもあるので、使いやすいものを使ってください。
イハダは敏感肌用のブランドです。
高精製ワセリンを使用して、保湿はするけど肌への刺激は少ない化粧水。
トライアルセットもあるので、気になる人は試してみて。
ヘパリン類似物質【処方薬】【市販薬】【医薬部外品】の違い
ヘパリン類似物質には処方薬・市販薬・医薬部外品の3種類があります。
処方薬と市販薬はヘパリン類似物質が0.3%配合されているので、どちらを使っても変わりはありません。
医薬部外品は、ヘパリン類似物質配合の化粧品で医薬品の0.3%より配合濃度が低くなっています。
ヘパリン類似物質は、市販薬でもローションタイプがあるので、メイクの前に使うのであれば、やっぱりローションタイプがだんぜん使いやすいですよ。

市販薬と化粧品ではヘパリン類似物質の配合量が違うので、市販薬【第2類医薬品】がおすすめです。
まとめ
水分の蒸散を防ぐために使用。
選び方は、ワセリン配合量で医薬品か化粧品を選ぶ。
ベタツキが気になる人は、化粧品を選択するという方法もあり。
角層を潤すために使用、肌の水分が少ない人に向いている。
選び方は、【第2類医薬品】を選択。
化粧水・乳液・クリームは使い勝手の良いものを選んで。
もう少し軽い使用感の好きな人や、湿度の高い夏にはセラミド配合化粧水もおすすめです。



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