
酒造会社からの化粧品ってたくさん種類が出てるよね。

発酵液の化粧水のよさが認識されてきたので、醸造技術を利用した化粧水も増えていますね。
発酵液は成分を特定しづらいので、「これに効く!」ということが言いづらいので、あまり認識されてはこなかったのですが、保湿成分のアミノ酸や機能性アミノ酸ペプチドの作用が研究されるにつれ、【発酵美容】というひとつのカテゴリーになりましたね。

基礎化粧品は有効成分だけじゃないんだね。

これは好みにもよると思いますが、個人的には複合的なものが好きです。
体も細胞から、肌も細胞から出来ています。
人の体がさまざまな栄養素が必要なように、肌に必要な成分も「1個で充分」ということはないんです。
細胞と細胞が連携することで、すこやかな肌を作れるんですよ。
だから、発酵化粧品の人気があることは嬉しいことです
今回は菊正宗日本酒の美容液を、化粧品会社で働く研究員ハチマルが解説していきます。
菊正宗日本酒の美容液
コメ発酵液を配合した美容液なんですが、内容量が150mLでセラミドが配合されています。
セラミド配合の化粧水のように使って欲しい美容液です。
水、グリセリン、BG、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、イソロイシン、トレオニン、ヒスチジン、アラニン、フェニルアラニン、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ベタイン、スクワラン、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、コレステロール、フィトスフィンゴシン、乳酸Na、PCA、PCA-Na、ラウロイルラクチレートNa、ポリソルベート20、ポリソルベート60、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、EDTA-2Na、水酸化K、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、香料
・ コメ発酵液
・アミノ酸:グルタミン酸、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、イソロイシン、トレオニン、ヒスチジン、アラニン、フェニルアラニン
・セラミドEOP(セラ三ド1)、セラミドNP(セラミド3)、セラミドAP (セラミド6)
・フィトスフィンゴシン
・ グリコシルトレハロース
保湿成分としてコメ発酵液を配合しています。
さらに、天然保湿因子のアミノ酸、ヒト型セラミド、セラミド前駆体のフィトスフィンゴシン、グルコシルトレハロースと保湿成分てんこ盛り状態の保湿美容液です。
注目して欲しいのが「フィトスフィンゴシン」という、セラミド前駆体。
体内でセラミドに変換され保湿力を発揮してくれる成分なのですが、セラミドは疑似セラミドとかヒト型セラミドなど、肌の成分に近いものを配合しています。
フィトスフィンゴシンは、アミノ酸と同じように肌の成分。
角層になじみが良い成分です。
保湿の他に
・皮膚の再生
・鎮静効果
・抗アクネ
・抗炎症
があることがわかっています。
・アスコルビルグルコシド
・リン酸アスコルビルMg
・プラセンタエキス
・アルブチン
有効成分量より配合量は少ないのですが、美白成分を4種類配合しています。
・グリチルリチン酸2K
炎症を抑えてくれるグリチルリチン酸2Kも配合。
スクワランも配合されているので、肌触りも良くしっとりした美容液です。
まとめ
菊正宗日本酒の美容液は内容量150mLの美容液。
美容液って30mL程度の小容量のものが多いのですが、150mLもあるので化粧水のように使えます。
しかも、美白成分も配合。
デメリットはお酒の匂いがちょっとするくらいです。
セラミド化粧水として考えたら、かなりコスパの良いものになります。


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