【SPF・PAから解説】日焼け止め3選【化粧品会社研究員がおすすめ】

日焼け止め 日焼け止め
モモ
モモ

日焼け止めって、シミを作らないようにするためには必要よね。

でも、SPFとかPAとか、書いてある・・・。

SPFとかPAとか、何を表しているの?

とにかく、数字が大きいものを選んどけば大丈夫なのかな?

日焼け止めは美白の第1段階である紫外線の刺激をブロックする最大の防御壁。

透明感のある肌を目指したい人にとっては欠かせない美白アイテムになります。

でも、日焼け止めって何を基準に選べばいいのでしょうか?

SPF50(最大値)、PA++++(最大値)のものを選べばいいのでしょうか?

ここでは化粧品会社で働く研究員が、日焼け止めの選び方とおすすめの日焼け止め3選を紹介しています。

日焼け止めの選び方

日焼け止めを選ぶ基準

・SPF30以上

 ・PA++以上 

・ウォータープルーフ

この3つを基準に選ぶようにしましょう。

日焼け止めを選ぶ前にまずは紫外線とはどんなものであるかを解説していきます。

紫外線とは

紫外線の仕組み
紫外線に含まれる3つの波長

・UVA(315~400nm)

・UVB(280~315nm)

・UVC(100~280nm)

紫外線とは太陽光に含まれる紫色の波長のこと。

この波長の長さによって色が変わり、太陽光で目に見える色は虹色の7色になります。

この中で紫外線は名前の通り、紫色に見える波長の範囲で380nm以下の波長を紫外線と呼びます。

紫外線の中でも、波長の長さにより肌への影響が変わってくるので、波長の長さの範囲により、UVA・UVB・UVCに分けて考えるようになりました。

日焼け止めに必要な機能は、UVAとUVBを防御すること。

UVCはオゾン層に吸収され、地上に届かない波長なので、影響はありません。

✓ UVA

UVAは「生活紫外線」とも呼ばれ、紫外線の約9割を占めています。

雲や窓ガラスも透過する波長であるめ、肌への影響が広く出る紫外線です。

UBAの波長は肌細胞の真皮まで到達し、シワやたるみの原因となります。

メラノサイトへの影響は少なく、肌はゆっくりと黒くなっていくタイプの紫外線です。

✓ UVB

UVAより波長が短いのがUVB。

短時間で日焼けの状態になるのことから「レジャー紫外線」とも呼ばれます。

強い日差しの日に、たくさんUVBを浴びてしまうと、肌が赤くなり、炎症を引き起こす原因に。

メラノサイトへの影響が強く、UVBを浴びると、メラノサイトがメラニンを過剰に作ってしまうことで、シミや色素沈着の原因となります。

✓ UVC

オゾン層に吸収され地上には届かない波長です。

日焼け止めの表示とは

日焼け

日焼け止めに表示されているのはSPFとPAの2つ。

この2つの表示について解説していきます。

日焼け止めの表示【SPFとは】

SPFとはシミの原因となるUVBを防御する力を数値化したものです。

SFP30とは、肌に何も塗らない状態のときと比べて、SPF効果のある日焼け止めを濡れば30分間UVBを防御できることを表しています。

通勤や買い物など日常使いであれば、SPF30が適正値です。

レジャーや海やプールに行くときは、SPF50のものを使用するようにしましょう。

【日焼け止めの表示】PAとは

PAとはUVAの防御する力を数値化したものです。

生活紫外線は毎日の生活で蓄積されていくので、こちらも防御したいところ。

PA++であれば、日常生活で浴びるUVAを防御することが可能な範囲です。

PAもレジャーや海やプールに行くときはPA++++の最大値のものを選ぶようにしましょう。

ウォータープルーフ

日常生活でも、汗をかいたり、手を洗ったりすると思います。

そんな日常生活でも水で落ちにくいタイプのウォータープルーフタイプの日焼け止めがおすすめです。

手などはエタノール消毒が頻繁に行われるようになっている現在、手の日焼け止めはこまめに塗りなおすようにしてくださいね。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い【日焼け止めの成分から】

日焼け止めに使われている紫外線を防止する成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。

モモ
モモ

紫外線吸収剤より紫外線散乱剤の方がいいんじゃないの?

研究員
研究員

一時期そんな話もありましたが、現在の日焼け止めの主流は紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類を使用したもの。

この2種類にはそれぞれにメリットがあり、両方を使用している日焼け止めが増えてきています。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

紫外線吸収剤として使用されている成分

・メトキシケイヒ酸オクチル

・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル

・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸へキシル

・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

・オクチルトリアゾン

・バラトキシケイ皮酸2-エチルへキシルなど

紫外線散乱剤として使用されている成分

・酸化チタン

・酸化亜鉛など

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い

紫外線吸収剤と散乱剤
出典:花王
紫外線吸収剤

紫外線のエネルギーを化学的な仕組みで吸収し、熱や赤外線などのエネルギーに変えて肌の外に放出します。

紫外線散乱剤

紫外線をパウダー状の散乱剤で肌を覆い、紫外線を肌表面で反射させることで、紫外線の侵入を阻止します。

紫外線をブロックする力   紫外線吸収剤 > 紫外線散乱剤

肌への負担         紫外線吸収剤 < 紫外線散乱剤

こういった違いがあるので、それぞれの特徴を活かしたハイブリット型がおすすめです。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を使用することで、紫外線をブロックする力と肌への負担の軽減を行うことができます。

グレイシー
グレイシー

両方の良いとこ取りをした日焼け止めの方が黒くなりにくいのか・・・

日焼け止めおすすめ3選

日焼け止め

これまで解説してきたことを踏まえて、おすすめの日焼け止めを3つ紹介します。

まとめ

透明感のある肌を作るための第1歩は、日焼け止めを塗ること。

日焼け止めは、紫外線吸収剤は肌に悪いというイメージがありましたが、現在の考えでは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を配合したハイブリット型が主流です。

つまり、2つの良いところ取りをした日焼け止めになります。

美白化粧品についても総体的に解説しているので、参考にしてみてください。

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