まつ毛美容液【エグータム(EGUTAM】成分徹底解説

まつ毛美容液 まつ毛美容液
モモ
モモ

エグータム、まつ毛生えるってみんな言ってるよ。

研究員
研究員

私も成分を見たのですが、ここで紹介している「キャピキシル」や「ペプチドの育毛成分」のようなものは配合されてはいないんですよね。

ただ、他のまつ毛美容液との違う点もあって、これがまつ毛を生やすことに繋がっているのではないかという点を交えて、化粧品会社研究員ハチマルが解説していきますね。

グレイシー
グレイシー

何が効果あるんだろう?

エグータムの製品回収の原因

商品に記載している全成分表示名称に、表示しなければならない成分の表示抜けがありましたので自主回収致します。(2021年09月16日)

参考資料

全成分表示から抜けていたのは、イソプロピルクロプロステネートいう成分。

体内で作られる炎症物質である「プロスタグランジン」に似た構造をしているので、まつ毛美容液には配合されなくなってきた成分になります。

<プロスタグランジン類似物質>

・デクロロジヒドロキシジフオロエチルクロプロスタノールアミド(リバイタラッシュアドバンス

・エチルタフルプロストアミド(リバイタラッシュ アドバンス ジャパン

・イソプロピルクロプロステネート(ラピッドラッシュ/BEAUTYLASH

エグータムに配合されていたは、イソプロピルクロプロステネートになります。

<プロスタグランジン類似物質>

・デクロロジヒドロキシジフオロエチルクロプロスタノールアミド(リバイタラッシュアドバンス

・エチルタフルプロストアミド(リバイタラッシュ アドバンス ジャパン

・イソプロピルクロプロステネート(ラピッドラッシュ/BEAUTYLASH

こういった成分については、「まつ毛が伸びる」という現象が確認されていますが、作用機序は不明です。

確かにまつ毛は伸びるようですが、炎症を起こしやすく色素沈着の原因となることから、現在ではまつ毛美容液にはあまり使われなくなった成分になります。

育毛分野の研究の主流は「ペプチド」になります。

✔ キャピキシル(アカツメクサ花エキス・アセチルテトラペプチド-3

キャピキシル文献

✔ リデンシル

リデンシル文献

✔ プロキャピル(オレアノール酸アピゲニンビオチノイルトリペプチド-1)

プロキャピルの文献

研究分野ではビオチノイルトリペプチド-1がミノキシジルと同等の効果があるとも言われています。

✔ バイキャピル

バイキャピル文献

✔ アナゲイン

アナゲイン文献

育毛に関しての詳細はこちら(2020年12月ハチマル調べ)

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作用としては、毛包器官の伸長や毛母細胞の増殖になります。

これらのペプチドと、毛包器官を支える細胞に働きかける成分の組み合わせで「育毛効果を出そう!」というのが現在の研究の主流になっています。

<プロスタグランジン類似物質>

・デクロロジヒドロキシジフオロエチルクロプロスタノールアミド(リバイタラッシュアドバンス

・エチルタフルプロストアミド(リバイタラッシュ アドバンス ジャパン

・イソプロピルクロプロステネート(ラピッドラッシュ/BEAUTYLASH

こういった成分は、まつ毛は生えるというう現象は起こりますが、目の周囲の炎症、目の充血などの副作用の報告もあるため、「化粧品であるまつ毛美容液」に配合するのは控えた方がいいのでは、というのが一般的な考えになっています。

(すっかり忘れ去られた成分となっているかと思っていました💦)

個人的な見解としては、育毛分野で「これでまつ毛や髪が生える!」という成分はありませんが、最も効果が高いのはペプチドやエビデンスがあるものですよ、というところです。

医薬品のミノキシジルでも硫酸転移酵素の活性が低い人は、効果があまり出ないことが知られています。

本当に育毛分野は難しいですね。

(追記終了)

プロスタグランジンとは

プロスタグランジンとは、アラキドン酸から作られる炎症物質。

「頭痛の種」とも言われる炎症物質です。

頭痛薬に配合されいる「イブプロフェン」や「アスピリン」は、プロスタグランジンを抑えてくれるお薬になります。

化粧品だと「グリチルリチン酸」がプロスタグランジンを抑えてくれる抗炎症として配合されています。

エグータム(EGUTAM)

全成分

水、加水分解ムコ多糖、ヒアルロン酸Na、カプリリルグリコール、ヘキサペプチド-2、パルミトイルペンタペプチド-4、乳酸Na、PCA-Na、ソルビトール、プロリン、リン酸Na、ビオチン、チャ葉エキス、オタネニンジン根エキス、イチョウ葉エキス、塩化Na、パパイア果実エキス、ブドウ種子エキス、シルクアミノ酸、フェノキシエタノール、ホクベイフウロソウエキス、カンゾウ根エキス、パンテノール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(c10-30))クロスポリマー、ポリソルベー20、TEA、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン

この中で育毛に関係のありそうな成分は赤字にしてあります。

育毛成分

オタネニンジン根エキス   

育毛成分としては古くから使われている成分ですが、最近の評価方法で再評価された成分です。

アンファーの「スカルプDプレミアムまつ毛美容液」にも配合されています。

あくまでも育毛成分をサポートするための成分として配合されることが多いよ。

アンファープレミアムスカルプDまつ毛美容液【プレミアムの秘密を徹底解説】
「アンファープレミアムスカルプDまつ毛美容液」は本当にプレミアムのまつ毛美容液です。プレミアムとついていてもちょっと改良しただけのものも多いんですが、育毛成分、抗酸化成分も増え、色素沈着にも配慮されています。また、経皮や細胞の吸収をアップさせるポリクオタニウム -51が配合されているのはポイントが高い!
抗老化ペプチド

ヘキサペプチド‐2(保湿効果)   

・パルミトイルペンタペプチド‐ 4 (皮膚再生効果)

育毛効果のあるペプチドではなく、エイジングケア化粧品に配合されている成分です。

毛を生やす毛包を支えている細胞に働きかける効果は期待できますが、直接育毛に働きかける成分ではありません。

整肌成分

ビチオン、パンテノール          

ビオチンやパンテノールは肌荒れに作用する成分になります。

これも育毛効果を支える毛包周囲の細胞に働きかける成分になります。

抗炎症成分

ホクベイフクロソウエキス

カンゾウ根エキス        

注目なのは、「ホクベイフクロソウエキス」を配合しているところ。

研究員
研究員

私も普段は、抗炎症成分とひとまとめにしていますが、実は抑える炎症成分が違います。

一例としては

・トラネキサム酸⇒プラスミン

・カモミラET⇒エンドセリン

・グリチルリチン酸⇒プロスタグランジン

・ホクベイフクロソウエキス⇒トリプターゼ

アンファーの「プレミアムまつ毛美容液」は炎症物質プラスタグランジンをターゲットにしています。

エグータムは炎症物質トリプターゼをターゲットにしています。

研究員
研究員

「プレミアムまつ毛美容液」を開発したアンファーは、育毛研究に力を入れている会社です。

もしかしたら、頭皮の炎症は「プロスタグランジン」まつ毛の炎症は「トリプターゼ」が強く関係しているという可能性はあります。

防腐剤

メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン

研究員
研究員

エグータムには数種類のパラベン系防腐剤が配合されています。

一般的に目の周りに使うまつ毛美容液やマスカラなどには「フェノキシエタノール」のみ使われることが多いんです。

目の周りはとってもデリケート、

少しでも炎症を起こしにくい「フェノキシエタノール」を中心に、少量メチルパラベンを配合することあります。

まつ毛美容液にこれだけパラベン系防腐剤を配合することは、あまりありません💦

ハチマルおすすめの「プレミアムまつ毛美容液」「UZU BY FLOWFUSHI (ウズバイフローフシ) 」は「フェノキシエタノール」で防腐効果を出せるよう工夫していますよ。

グレイシー
グレイシー

「パラベンフリー」ってやつだね。

なぜ、まつ毛が生えるのか謎だね。

まとめ

まつ毛が生えると評判の良い「エグータム」ですが、育毛成分はほとんど配合されていません。

さらにパラベンを使用している点も研究員としては気になります。

パラベンフリーって、スキンケアではそれほど気にしなくて良いと思っていますが、まつ毛やマスカラは別。

目の周りに使用するものは、目に入る可能性が大きいので、パラベンフリー処方にこだわって開発することが多い化粧品です。

研究員
研究員

目の表面は粘膜です。

肌のように「角層バリア」がないんです。

だから、こういった成分の影響が大きくでてしまうため、効果より安全性重視にすることが多いんですよ。

成分解析をしてみても謎の多いエグータムでした。

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