
「ゆらぎ肌」ってどういうことなの?

特に思い当たる原因がないのに、なんだか肌の調子が悪いと感じるとき、それが「ゆらぎ肌」です。
季節の変わり目に肌の調子が悪く感じるのは、寒暖差や湿度の変化に肌が対応しきれなくなっているせい。
夏から秋への季節の変わり目は、紫外線の強い夏は体が疲れやすいのと同じことで、肌もお疲れ気味に。
また。ホルモンバランスの変化で肌の調子が悪くなるときもあります。
そんなときは、ちゃんと細胞が働けるように肌も休ませてあげて。
夏から秋へと季節かわりめの「ゆらぎ肌」には、発酵液配合の「かもし系」がおすすめです。
化粧品会社研究員のハチマルが解説していきます。

「かもし系?」
ゆらぎ肌とは

ゆらぎ肌とは、乾燥や日焼けなど特に原因が思い当たらないのに、肌の調子が悪い状態のこと。
季節の変わり目によく起こります。
それは、温度や湿度の変化に肌がついていけなくなっている状態。
そんなときは、肌の調子が整うまでの間、細胞も小休止させてあげましょう。
夏から秋への【ゆらぎ肌対策】

夏から秋へと季節が変化すると、温度と湿度はゆらゆらしながら徐々に下がってきます。
ゆらゆらするとは、温度や湿度が高い低いをくり返すこと。
このゆらゆらに、肌がついていけなくて調子が悪くなります。
特に原因がないので、これ!といった対策を打ち出すことは難しいのですが、この時期を乗り越えるには「かもし系」のスキンケアがおすすめです。
【ゆらぎ肌対策】には「かもし系」
「かもし系」とは、発酵液を配合したスキンケア化粧品のこと。
「もやしもん」という漫画で流行った言葉ですが、お酒作りに欠かせない微生物たちのことを「もやしもん」と呼び、微生物の働きを「かもす」といいます。
この「かもし系」化粧品には、アミノ酸やアミノ酸ペプチドの種類が数多く含まれているので、肌の調子を整えるのに適しているからです。
アミノ酸やアミノ酸ペプチドには、強い作用があるわけではないのですが、アミノ酸は保湿力をあげたり、タンパク質やコラーゲンを作る材料です。
つまり、肌に栄養をあげるような感じ。
ゆらぎ肌は、「今、何が必要なの?」というよくわからない状態。
種類や機能の多いアミノ酸やアミノ酸ペプチドを入れてあげることで、細胞自身が必要なものを選択し肌の調子を整えてくれることが期待できます。
おすすめの「かもし系」(発酵液)化粧水
「かもし系」(発酵液)は、お米由来や豆乳、ハトムギ由来など、種類も豊富。
ゆらぎ肌や肌荒れしたときにも活躍してくれるので、自分の肌にあう1品を探してみてください。
「かもし系」の王者【SK-Ⅱ】
SK-Ⅱの化粧水に配合されている「ピテラ」。
これは酵母の発酵液です。
世界中で長く愛されているロングセラー化粧水。
90%以上配合のピテラで透明感のあるクリアな素肌へと導いてくれます。
ライスフォース
ライスフォースはお米由来の発酵液です。
ライスパワーNo.11が肌の保湿力を高め、複合的に含まれているアミノ酸が肌の調子を整えてくれます。
ライスホースの特徴は、保湿で有効成分の承認をとっているところ。
特に、肌の乾燥が気になる人におすすめです。

豆乳イソフラボン
「肌がもちもちする」と人気の豆乳イソフラボン。
コスパもいいので1つ持っておくと、肌の調子が悪いときのお助け役になってくれます。
「かもし系」初心者には、手軽にためせるからおすすめです。
白鶴 鶴の玉手箱 薬用 大吟醸のうるおい美白
お酒作りの研究を化粧品に活かした「大吟醸うるおい美白」。
特徴は、グリチルリチン酸を有効成分として配合しているので、肌荒れが気になる人におすすめ。
コメヌカスフィンゴ糖脂質は植物由来のセラミドなので、保湿をしたい人にも向いています。
まさに「もやしもん」の技術を発揮した化粧水。
コスパもいいので、ハチマルの一押しです。
雪肌精 ハーバル ジェル オールインワン
私も大好きな雪肌精のオールインワンジェル。
雪肌精にはハトムギ種子発酵液が配合されています。
オールインワンジェルなので、まだまだ蒸し暑い日もある夏から秋への季節の変わり目には使いやすい1品です。
まとめ
夏から秋への季節の変わり目。
温度と湿度の乱高下に肌がついていけなくなると、「ゆらぎ肌」に。
そんな「ゆらぎ」の間は、肌の小休止期間。
「かもし系」(発酵液)で、肌の調子を整えて本格的な秋に向けて準備をしていきましょう。


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